1965-05-11 第48回国会 衆議院 内閣委員会 第42号
さらに会社の自給農園で一時存置を必要とする売り渡し未済のものが三百六十二・八町歩。その他の売り渡し未済のもの、これは私はよくわからぬので、説明を求めたいのですが、その他の売り渡し未済のものが一万三千九百六十八・七町歩。先ほど申し上げたとおり、三万二千三百七十・三町歩、こういうふうになっておるんですね。これは私はいまの政府を必ずしも責められないけれども、歴代政府の一つの責任でしょう。
さらに会社の自給農園で一時存置を必要とする売り渡し未済のものが三百六十二・八町歩。その他の売り渡し未済のもの、これは私はよくわからぬので、説明を求めたいのですが、その他の売り渡し未済のものが一万三千九百六十八・七町歩。先ほど申し上げたとおり、三万二千三百七十・三町歩、こういうふうになっておるんですね。これは私はいまの政府を必ずしも責められないけれども、歴代政府の一つの責任でしょう。
私も先刻申し上げましたように、この自給農園というものは、まつたく時局の生んだ變態的なものでありまして、これは民間の會社にもよくあるのであります。それが鐵道でやるために、非常に方々より廣範圍につくつておつた。こういうことで、御指摘のようなことは私も認めます。認めますが、今までもうやつておることであり、施設ばかりじやないです。やはり從業員の給料その他の必要な一切を含んでいるわけです。
この自分の作つております自給農園から、米なり麥なりその他の食糧を作つておりまして、現在のような小麥粉なり「とうもろこし」などの配給を遠慮しておこうという奇特な人がありますかも分りませんので、これらの人々申出に應じまして、政府の方では、甘味料でありますとか嗜好食料品をそれぞれ代替で引換えに配給することにいたしまして、これによりまして約二万石程度の米を見込んでおります。
第五点、開墾、開拓、自給農園の奬励、甘藷栽培の奬励によつて三、四十万石を浮かすことは容易である。これによつても、一千万石は十万石以上超過しておるのでございます。かくして一千四百万石の絶対食糧不足量を、四百万石に縮小することができるのでございます。
自給農園の、東京におきますところのいわゆる家庭菜園について、相當專門的なる技術官を置いて指導したらどうかという御説でありますが、これはごもつともであると思います。しかしさように計畫的に組織的に行えるかどうかということについては、十分まだ成案を得ておらないのでありますが、これは御意見といたしまして十分拜聽いたしておきたいと思います。
次に自給農園の擴充ということが十一に揚げられております。これは燒け跡等の自給農園が相當數に上つております。これは東京都における食糧對策について、いろいろと構想を專門的に研究されておる方もあるのでありますが、せつかくこの建築までの燒け跡を、もつともつと有利に利用するということがこの方針と思うのでありますが、その制度がただここに作文せられてあるだけであつて實現し得ない。